開所パーティするのですが

今週の土曜日1月15日16時から事務所で新年会兼開所パーティーを開催いたします。
お飲物と軽食を用意してお待ちしておりますので、どなた様も気軽にいらしてくださいませ。
正直なところ、ほとんど参加表明している方がおりません!
なお、19時以降は近くの奄美大島料理店にいるかと思います。

さて本日の日経記事は39面(社会)から。

“タイガーマスク現象”急拡大 覆面の善意は照れ隠し?
去年のクリスマスの群馬県前橋市を皮切りに、全国の児童養護施設で漫画「タイガーマスク」の主人公「伊達直人」を名乗ってランドセルや文具が送り届けられる現象が後をたたないという。
昨年からのニュース、新聞報道で、善意の輪が広がっているという。ニュース報道による犯罪行為の模倣が広がってしまうことは時々耳にするが、今回のようにニュース報道で善行が広まるというのは珍しい気がする。
今回このような善意の輪が広がった理由は、寄付の方法がユーモアに富んでいること、さらにその話題性から後続者の拡大が期待できるので、人々の心を動かしたのではないだろうか。

一方、新聞記事の報道によれば、児童福祉施設助成のための募金である「赤い羽根募金」に関しては、1995年をピークに減少傾向だという。
募金の減少の理由については、景気後退や、寄付先の選択肢の拡大(世界規模の自然災害義援金、テレヴィ番組を通しての募金など)があるかもしれない。
それにしても、今回のタイガーマスク寄付は、最初の報道から2週間足らずで全国90か所以上に類似の寄付があったというのだから凄い影響力だと思う。
お金ではなく現物の寄付の場というのは、あまり目にしないが、自分の寄付したものが何に使われるかがわかりやすく寄付する側としては、安心なのだろう。
お金の寄付となると寄付された金銭の目的拘束を担保する手段がないからだ。

日本ではあまりなじみがないかもしれないが寄付に似た制度として公益信託という制度がある。公益信託の例としては学業にいそしむ者の育成を目的として、その目的のために「このお金」が使われるようにという目的を付与して第三者(信託銀行など受託者)に財産を譲渡するサービスが存在する。信託(トラスト)制度を利用すると、特定の地域のある特定の学業を行う人間への援助としてお金を使ってほしいが、直接そのような学生たちに財産を与えることは躊躇する(または不可能)者が、第三者(受託者)を介して財産を特定の目的に使うように財産を拘束させることにより、その目的を果たすことができる。また、信託の利用によりある程度のスケールメリットも期待できる。
信託という方法によれば、金銭であっても使途について目的拘束ができるメリットがあるが、その目的に従った使い方がされるよう管理する受託コストがかかるというデメリットもある。
その意味では、今回のタイガーマスク現象のような現物寄付は、仲介者のないもので基金の運営費用が全くかからないものであり、現金ではなく現物なので寄付目的物の使い道も目に見えやすいといえる。

私の周りにも法曹養成のために、母校の大学に給付型の奨学金の資金として多額の寄付を行っている先輩弁護士たちがいる。
私にはまだまだそのような余裕がないのだが、本当に素晴らしいことだと思う。

日本のウェブサイトではそれほど目にしないが、欧米のウェブサイトには、ドネーション(寄付)のコーナーをよく目にする。このサイトに共感するかたは是非寄付をお願いします。10$ 20$ 50$ 100$ その他、といった感じに。今は変わってしまったが、少し前のウィキペディアなんかには、創始者から寄付をお願いするメッセージが掲載されていた。
私はまだ、ウェブでの寄付はおこなったことがないが、今年あたりウェブドネーション・デビューをしてみたい。

私が昨年おこなった寄付は、
小沢健二のウェブ配信限定の「シッカショ節」投げ銭企画
http://hihumiyo.net/s.htmlと、
渋谷にある著名弁護士が館長を務める映画館シネマヴェーラの「映画史上名作」シリーズの日本語字幕作成資金の寄付
http://www.cinemavera.com/essay.htmlくらいだ。
今年3月くらいに上映されるフレッド・アステアとジンジャー・ロジャースの「艦隊を追って」という映画の後には寄付者の名前が出るとのこと。それなので私の名前も出ます。うふ。
ちなみにこのシネマヴェーラの日本語字幕制作募金をすると、ヴェーラの映画招待券が送られてくるとのことなので、純粋な寄付とは違うかもしれない。

日本人の中には「寄付をして名前を出すのは美徳ではない」と考える方もいるかもしれない。だけれども私はそういう風には思わない。寄付をしてどこかに名前を掲載し広告になることは何もわるいことではないし、それにより、では私(わが社)も寄付をしてみようという人や会社が増えればそれは大変素晴らしいことではないだろうか。

本日事務所に志賀・飯田法律事務所様から素敵な蘭が届きました。御礼申し上げます。

なお、この花の写真の掲載に他意はございません(笑)。

タツゾー

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