月別アーカイブ: 6月 2012

Rebel! Rebel!

最近は当事務所のFBページを作ったりFB投稿ばかりしていたので,ブログの更新ができずにいました。ところで近頃,私のブログのファンと称する人がFB友達申請してきたりしましたが,最近はFBのメッセージで芸能人を装ったりサクラの女性と有料でメールのやりとりをして高額請求される等の被害があるようで,弁護士会がサクラ救済ダイヤルを実施しているとの噂を聞き,このブログのファンもサクラじゃないかと心配になってきました。 さて,最近ホットな話題といえばクラブ営業に関する風営法の規制のニュース。この数年,深夜1時以降客を躍らせたということでクラブ経営者が逮捕されるなどしており,京都最大のクラブが摘発されたり,西麻布のクラブが閉店に追い込まれるなどしている。 この風営法問題は弁護士としてどう思うか,と聞かれることがあるが,深夜にダンスをさせるのは法律を読む限り違法なんだから,これからもそういう場が必要であれば法改正するしかない。しかし,私なんかは,躍るっていうほどの躍りはしないので,音楽を聴きながらゆっくりとお酒を飲める場所に変わっていってもいいのではないかと思ったりもするし,正直,最近,本当にびっくりする悪質クラブイベントもあったりする。例えばDJが裸になりそれを鼓舞して躍りまくる人や,薬物犯罪で捕まった連中ばかりをDJにするイベントなど。そういったイベントの悪評を聞きつけて警察がクラブを指導したり,薬物取引の情報を警察が聞きつけて,覚せい剤取締法違反や麻薬取締法違反で捜索に入り,客全員が任意同行を求められるということもしばしばあるようだ。 実際問題としてクラブで薬物犯罪で逮捕される人間も相当数いることは事実で,このような一斉捜査が警察比例の原則から望ましいかは別として,一般人はこういった悪質イベント,悪質クラブには近寄らないのが賢明だと思われる。例えば,私が,薬物犯罪の摘発が行われたクラブイベントに行っていたとして,それが取りざたされれば,もともと大して無い私の弁護士としての信用は失墜してしまうだろう。 クラブ経営者やDJ達は深夜のクラブ営業が摘発をされると,我々の生計維持にかかわる重大問題だと言ってみても,今まで深夜に踊る客が大勢集まる、またはそういった客を集めていた場合には,その箱は法律に違反しているということになるのだから,闇賭博場で行われる仕事と同様で,その仕事自体が違法ではないとしても警察が目をつぶってきたからその場所で収益活動をできていたというにすぎない。正当業務行為だとか,違憲だなんだと騒ぐのではなく,とにかく法改正を実現すべき問題だろう。 風営法は風俗営業の業種として風営法2条に8業種を定めている。クラブは,2条3号のディスコ,ナイトクラブ営業で,許可を得なければならないが,この許可を得ないでディスコ営業を行った場合には,風営法違反となる。最近,風営法問題に詳しい専門家などがテレヴィに出てきて,クラブを4号営業(ダンスホール)であるとコメントしていることがあるが,これはおそらく間違えだと思われる。 私なんかは風営法については,ほとんど素人で(キャバクラの客引きの関係で風営法違反事件を一度担当したことがあるが,無許可営業の事件はやったことがない)もちろん,風営法許可の8業種全てに精通しているわけではない。1号のキャバレーにはたぶん行ったことがないし,2号のカラオケスナックには足繁く通い,3号のディスコには時々行く,4号のダンスホールには行かない,5号の低照度飲食店(渋谷の名曲喫茶ライオンとかだろうか)は年に1,2度行く,6号の区画席飲食店は普段からよく使う居酒屋など,7号はパチンコ,スロット,麻雀屋などでほとんどいかないし,8号のゲームセンターやにも行かない。最近でも社会の変化に伴い風営法はどんどん変化しているようで出会い系喫茶など新型風俗営業に対応するために風営法施行規則も毎年のように改正されているようだ。 本題にもどり,クラブ営業のため,3号(ディスコ)の営業許可を得たところで,深夜1時以降の営業をするには,バーとしての許可を得なければならないが,逆にこちらの営業許可では,店舗内で客に店舗内でダンスを踊らせた場合には,やはり風営法違反となる。つまり,現行法では,クラブで躍りたいのであれば,深夜1時より前に踊り終えなければならない(というより,お店側は客に踊りを終わらせなければならない)。そういった意味では,これまで社会的に違法と思われていなかったダンスをするクラブは基本的には,違法なビジネスモデルだったことになる。だけれども,あまりに早い時間から人々が躍り始めたら,未成年者の入場も余計に増えてしまうし,それはそれでもっと風俗を害するという気もする。 今,このように深夜にクラブで躍ることができない風営法を変えようという法改正の署名運動「Let’s Dance」に注目が集まっている。このLet’s danceには坂本龍一氏などの著名ミュージシャンも賛同しているようだ。個人的にはLet’s Danceじゃなっくって,警察の規制に反対し,法のChangesを求めるため,「Rebel Reble」という名称に変えた方がしっくりくるのではないか,と思っている。 それはさておき,むかしむかし,昼間からクラブでイベントを開催し,風営法違反にならないよう,早々とクラブイベントはクローズし,場所を変えて飲み会を実施していた早稲田大学のスーパーフリーという集団があったが,その団体の代表だったW氏はある意味では法令遵守の意識が強かったように思えたりもする。 池尻のデヴィッド・ボウィーa.k.a タツゾー

カテゴリー: ブログ, 文化 | タグ: , , , |