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我が良きともよ

チャック・べリーが死んだ。ムッシュかまやつも死んだ。 僕にとってジョニーBグッドもロール・オーヴァー・ベートーベンもオリジナルよりスパイダーズのものだ。 そしてビーバップ・ア・ルーラはジーン・ヴィンセントではなくムッシュかまやつのものだ。 金沢文庫の名前も思い出せないダイニングバーでムッシュが歌ったサティスファクションもモナレコーズでのバンバンバンも両親を連れて行った高崎市新町のホールでのブルースザブッチャーズwithムッシュのroute66も中野サンプラザでの堺正章、井上順とのスパイダーズ・ナンバーもみんな忘れられない思い出だ。生きることは好きな人との別れなんだと今年も実感する。 So long monsieur,forever Spiders. 年初からずっと忙しい。 仕事は忙しかったり、そうでもなかったりだがとにかく生まれつき私は落ち着きがないため、本当に忙しい。4年ぶりに家を引っ越した。引っ越し業者代の節約のためなのか、友人たちに引っ越しを手伝ってもらいたかったためなのか、よくわからないが、恒例のセルフ引っ越しをするので軽トラックを借りにトヨタレンタカーまで愛車を走らせようとしたら駐車場から車道にでた瞬間タクシーとぶつかって事故った。却って高くついた。 やはり落ち着いて行動しないとうまくは行かない。 仕事も恋も、運転も。 それでも引っ越しをするたびに集まってくれる友人がいつまでもいてくれるのはとてもありがたいことだ。 ところで明日は誕生日。 恒例の誕生日会を今週末に行うが、今回は何も用意していない。今月は部下の結婚式の挨拶でラップを披露しラッパーデビューをしたのだけれど、完全にその新郎新婦のために作った詞のため使い回しが効かない。 何も用意してないが友人たちが集まってくれるのはうれしい。気がつけば私は誕生日に彼女がいたとか彼女と一緒にいたことは人生において数える程しかない。 この5年でいえば1回しかない。 それなので今年の誕生日も奥さんがいないことは勿論彼女がいないことについてがっかりしているということ自体ピント外れなのだろうか。 ところで今年も友人が僕のために山下達郎のコンサートチケットを取ってくれたので市川までツアーに行ってきた。コンサートは80年代の楽曲中心だった。 それはそれとして、私は当初RAY OF HOPEの良さが解らなかったが最近分かってきた。これは自分の成長(老化)と山下達郎の音楽の普遍性なんだろうと思った。良いものは良い、良いものに気づけないのは自分の目が狂ってる可能性を検討したほうが良い、ということに気がついた32歳の最後の夜。 明日からまた仕事で忙しい。儲かっているわけではないが、日々好きな友人も少しずつ増えていることに感謝して、寝る。 辰三a.k.a世田谷の辰MC

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2016年を振り返って

ご無沙汰しております。世田谷のゲイリー・クーパーこと高橋です。 連休中毎日仕事詰めで昨日は仕事を終えて、シネマヴェーラにいってハワード・ホークス特集「光に叛く者」「今日限りの命」を観てきました。 「光に叛く者」は刑事裁判や刑務所の話なのですが、とても素晴らしい映画で日本初上映らしいのですが、こんな素晴らしい映画があったのかぁ、驚きました。 それと同時に驚いたのが、一昨日のエルメート・パスコアールのライブの時にも隣にいたドゥ・マゴ文学賞受賞作家、デス渋谷系ミュージシャンに二日連続で遭遇し、つまり自分が二日連続で同じ行動をとっていたということです。私も彼のようになっていけるのか、いやそれではいけないなんて考えた正月後の3連休でした。 開所以来続けてきたこのブログでの年始挨拶も怠ってしまうほど、筆不精になりました。ここのところずっと仕事が忙しく、このような全く趣味の話に時間を割いていると依頼者から怒られてしまいそうだし、気のりもしないので書くことが出来ませんでした(要するにお金をもらわないと書かないってか)。 それでもまあ新年会で先輩弁護士の奥様とかからブログの更新を心待ちにしているとか、ここ3年くらいは年1の更新にもかかわらずいきなり「ブログ楽しみに読んでます」とか、忘年会に飲んだ友人からずいぶん前に欠いたブログ記事の話なんかも今さら言われたので、たまには書いたほうがいいのかなぁなんて思ってます。 昨年は自分にとって本当に激動の一年でした。個人的には、失恋に次ぐ失恋、からの入院、業務多忙の中に一筋の光も見えてこない、そんな年でしたが、年が明けてからは、とても清々しい気分でおります。 昨年体調を崩したせいかどうかはわからないけれど、最近依頼者から、高橋さんは40代または50歳に近いのではないかと思っていた、と言われる事件が相次ぎ、そこまで老け込んでしまったかとショックを受けます。このショックを別のシチュエーションに置き換えると時々、奥様とどうぞとか言われてワインやら贈り物をいただいたときにもショックと切なさを感じます。 さてくだらない話はこのくらいにして恒例の2016年の良かった映画3本を挙げて失礼します。 1.ケント・ジョーンズ監督 『ヒッチコック/トリュフォー』 ご存じヒッチコック/トリュフォー 映画術 作成の記録。豪華な映画作家たちの証言によりヒッチコックのすごさ、映画の楽しさがわかる楽しい作品。 2.アレックス・ギブニー監督 『ミスター・ダイナマイト ファンクの帝王ジェームス・ブラウン』 政治と音楽との関わり、アメリカンドリーム、JBは勿論、ミック・ジャガーやメイシオ、メルヴィン・パーカーなど豪華キャストを迎え音楽ドキュメンタリーとしも楽しめる作品。 3.真利子哲也監督 『ディストラクション・ベイビーズ』 柳楽優弥の暴力性と菅田将暉の冷酷さが絡み合って取り返しがつかなくなっていく様が観ていて気持ち良く、小松菜奈もとても良い味を出している変わった作品。 昨年は名画座ばかり行っていて新作はあまり見られなかった。来年からは、良かったCDベスト3にしようと思います。 それではまた来年。 辰三

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2015年を振り返って

大変ご無沙汰しております。最近も時々依頼者がブログを読んだと言ってくださることがあるのですが、如何せんあまりに古い投稿のためそういう時にどう応対して良いものか悩みます。 ブログをよく書いていた頃の自分と今の自分があまりにもかけ離れていて、例えるなら、昨年までのキムタクと今年のキムタク位に違うのでなんだかとても恥ずかしい思いです。 昨年は平和安全法制を国民に対しては平和的にではなく推し進めた政権との闘いにあっけなく敗れ、敗戦の傷も癒えずに年明けまで意気消沈していましたが、何とか今週位から体調が回復してきました。 それでは、毎年恒例となっている2015年のベスト映画(というかもうほとんど観た映画に近い)3本。 1.『黒衣の刺客』  監督 ホウ・シャウ・シェン  こんな綺麗な映像は見たことがない。ストーリーの読めなさと反比例して引き込まれてします迫力の演技と音響に脱帽。観終わった後の疲れも結構すごい。 2.『アクトレス ~女たちの舞台~』  監督 オリヴィエ・アサイヤス  この監督のパンチがなくなってしまったようにも思えるが女たちの葛藤をリズミカルな会話でうまくまとめている。 3.『ローリング』  監督  冨永昌敬  水戸を舞台にした、非常に身近な問題を扱った作品。コミカルでありながらシリアスなテーマであり、妙に人生を考えさせてくれる秀作。 色々見たかった映画もあるのだが、体調不良やデートやらでなかなか映画を見に行くことができなかった。 さて、最近の時事問題といえばゲスの極み問題やSMAPの茶番劇が取りざたされていますが、本当にどうでも良くて、これからはもうスマスマの時間はキスマイブサイクを繰り上げた方が良いくらいしか思わない。一方で池尻のデヴィッド・ボウイを自称していた私としては、デヴィッド・ボウイの死去はあまりにも残念でならない。 人生は好きな人や好きなものとの別れを経験していくプロセスだと思っているが、それは知人友人でなくても何か気になっていた人も同じだ。あの人は良い人だった、素晴らしい人だった、革新的な人だった、そんな誰かとの別れを繰り返していって終わる。昨年は尊敬する先輩で大瀧詠一さんを好きだった先輩も亡くなって感慨深いものがあった。 亡くなった彼らもスターマンとして空で私を待っていてくれる気がする。 ところで、自分はここのところずっと暗い。その理由の大半は平和安全法制を推し進める政権に手が出なかったことにあるが、やはりアベノミクスのトリクルダウンがいつまで経っても滴り落ちてこない、すなわち、自分の生活が上向いていかないことにあると思っている。今年は日弁連会長選があり、司法制度改革、合格者数についても争点になっているが、それは国会でやって欲しい。 以前、元日弁連会長が都知事選にでたときに原発政策の反対を掲げていたが、あれも国会議員に出てくださいと思ったが、なぜこうも選挙というのは争点がずれるのか。政策の戦いになっていない。司法研修所で徹底的に勉強した訴訟物理論をはき違えているのではなかろうか。おそらくは私のこのブログと同様、言いたいことが多すぎて何が言いたいのかわからない、だから不満だけ残る、そんなところではないだろうか。 夏の参院選では、やはり安保(戦争)法制の賛否が争点になるのかという見方が強いが、経済政策の成果・失敗や軽減税率(という名の増税隠し)、それともSMAPがやはり独立するのか等、何が争点になるのか本当に予想がつかない。野党連立といっても大連立とはおおよそ言えないし、あまり期待はできそうにない。イノベーションの起こらない国である。 そんな中でもやはり私も少しずつ自分を強くしなくてはならないと思う。だけどおそらく、It Ain’t Easy。 タツゾー

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