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笑う占い師との生活

お笑いコンビ、オセロの中島知子氏が個人事務所の家賃を滞納し、管理会社が未払い賃料と建物の明渡しを求めて提訴し、14日の口頭弁論期日には出廷せず、2月末には欠席判決が言い渡される見込みとのこと。また、中島氏は、同居する占い師の親族を住まわせている個人事務所だけでなく、その向かいの自宅マンションの方も家賃を滞納しており、こちらのオーナーである本木雅弘氏とその妻内田也哉子(父は内田裕也氏)も建物明渡しの裁判を提訴している。 この管理会社が起こした訴訟に関しては、判決の確定を待たず、強制執行をすることのできる仮執行宣言も付されることになると思われるので、粛々と建物明渡の強制執行をされることになる。一方、自宅の方は、まだ第一回口頭弁論期日となっておらず、こちらについても被告が欠席となれば、同様に明渡し請求が認められることになる。現在、様々な報道がされているが、同居する霊能者の親族が住む個人事務所の方は4月位に明渡しの強制執行、モッくんがオーナーの自宅の方は5月くらいになるのではないかと見られている。 中島氏が自宅としているマンションの方の裁判については、反論の答弁書が出ないとも限らず、仮に代理人でも立てて、色々争い出したら、ますます明渡しまでの道のりは遠くなる。管理会社が提訴した事務所の方も判決の言渡し日の前に弁論再開の申し立てでも出てしまえば、明け渡しの強制執行は先になりオーナーの損害は大きくなるのでまだまだ安心は出来ない。 建物明渡訴訟というのは勝訴判決が言い渡されたとしても強制執行をし完全に占有者を退去させるには様々な苦労が伴う。もちろん判決の言い渡しによって被告が任意に建物を明け渡してくれるのであれば、話は楽だが、賃料不払いの明渡訴訟の被告は転居先がないことが多く(そもそも得体のしれない霊能者やその親族、また、このようなトラブルを起こした芸人が新たにどこかの物件を借りられるかと言えば、そう簡単には借りられないだろう)結局は、強制執行の申立てをせざるを得ないことが多い。 強制執行の申立てをすると、催告期日というのが定められ、まずこの催告期日に、執行官から被告(債務者)に対し、1月弱先の断行期日までに任意の明け渡しを催告をし、それから1月弱後に明渡しの断行がされる。 この明け渡しの断行というは、家の中の家財の一切を強制的に建物外に出すという手続きで、執行補助業者を利用して、トラックを何台も手配することになり、この費用は大家が出すことになるのだが、多大な費用がかかる。今回のような大型物件でいえば数百万になると思われる。そういう意味で、オーナーは明け渡しを認める勝訴判決が出たからと言って、まだまだ気が重い。 なお、今回の明渡訴訟に関しては占有移転禁止の仮処分などはしていないようだが、仮に中島氏が第三者に又貸しをしたりして、正当な占有権限がある者でもいれば、中島氏に対する判決では、建物明け渡しの強制執行が不能となってしまう。ただし、先述の執行官の明渡しの催告があった場合には、法律上その催告後に被告(債務者)は占有を移転してはならないいわゆる当事者恒定の効力が認められるので、その後に占有を開始した者に対しても明渡しの強制執行の断行ができる。 建物明渡しの強制執行の際には、執行官とともに執行補助者や解錠技術者が伴い、被告(債務者)が任意に建物の鍵を開けない場合でも強制的に鍵を開けて催告や明渡しを断行することになる。今回の様な賃料不払いによる賃貸借の解除に関しては、基本的には争いようがないので、中島氏や占い師も早めに諦め、建物を明渡したほうが良いのではないかと思うが、先に述べたような事情で引越し先が見つからないと思われるので、結局最後まで籠城することになるのではないかという気がする。 しかも、最近のワイドショー報道によれば、向かいのマンションに住む霊能師の親族が、度々中島氏らの住むマンションの方に、肉料理の鍋らしきものを運ぶ姿が目撃されているという。これはひょっとしたら占有者を大きくして建物内から出られなくするという新手の執行妨害の可能性もあり、オーナーのモッ君達も相当悩んでいるものと思われる。 ところで、先日、この騒動のことで取材を受けたモッ君の義母の樹木希林氏は、取材陣から「今回このようなトラブルに巻き込まれてどのような気持ちか」と聞かれ、「別に私は巻き込まれていない。なんというか、ご縁があったというか、、」と飄々と回答していたが、確かに賃貸人でもない樹木氏にインタビューに行く報道関係者はどうかしているのではないかと思う。 それにもかかわらず樹木氏は取材に丁寧に応対し、中島氏に対し、「私たち芸人はこのような経験も芸の肥やしとして成長して欲しい」という趣旨の発言をしたこと(そして自らを芸人と表現したこと)に、私はなぜか痛く感動してしまった。 さて、このトラブル、しばらくマスコミを賑わすのが間違いないが、中島氏側が未だ沈黙を保っているのが興味深い。いったい、同居者の自称占い師はこの先をどのように予想しているのだろうか。 私の予想では、そろそろオーナーの義父が中島氏のマンションの鍵を壊しに行くのでは、と予想しているのだが、どうだろうか。 タツゾー

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