芸能人の離婚もこれからは裁判所で

先日、新年会にて先輩弁護士から「高橋さんはその髪型で潜在顧客を逃がしているかもしれない」、とのアドバイスをいただいた。髪型を変えるべきか悩んでいる。

更新が滞ってしまっている。事務員からは「先生、沢尻エリカの記事を書いて下さいよ」と言われているのであるが、残念ながら日経新聞には沢尻氏の記事が出ないので書けないのです。
事務員はさらに「早くエリカの演技をみたいですよね」と話している。それは私も同感だ。彼女は最近の若い女優では抜群の演技力だと思うし、こういう才能溢れる女優がマスコミバッシングで才能を潰されてしまっているのが残念でならない。「間宮兄弟」や「パッチギ!」のころの彼女も良かったが、先日のエステティックシンデレラ大会の時のさらに磨きのかけられた演技は素晴らしかった。え、アレは演技じゃない!?

沢尻氏は奄美の日食イベントでの騒動を終え、昨年3月「たかの友梨」のイメージキャラクターで復帰して以来マスコミを騒がせ続けている。スペインから帰国してからの沢尻氏は良く言えば大人っぽく悪く言えばしわっぽくなってしまった気がする。彼女は若いのに大変な苦労をしているのだろう。先日離婚騒動の渦中でマレーシアに出国する際、エステにと言い残して出国しまたもマスコミに批判されていたようであるが、本日帰国した沢尻氏はじっくりと疲れを癒してきたようでおっさんの私としては少し安心した。

さて、今回の時事問題は、一日前の記事になるが1月29日朝刊34面(社会)から。

離婚・遺産分割・・・遠方でも進めやすく 「家事調停にTV会議」 法制審答申へ

法制審議会では家事調停や審判についてテレヴィ会議システムの導入を盛り込んだ、家事事件手続法の要綱案を決定したとのこと。
遺産分割や、離婚に関する家事調停は当事者が離れた場所にいることが多く、管轄の家庭裁判所に一堂に会することが困難で紛争解決が長期化してしまうという問題がある。このような問題があることから、当事者が遠隔地に居住している場合にテレヴィ会議や電話会議方式を利用できるようにするという。記事によれば家事事件の審判・調停総数は2009年で年間約80万件、20年前の2倍になっているという。確かに、日本の家事事件の数は非常に多いと感じることがある。どこの裁判所にいっても家事事件の調停室付近の申立人側待合室と相手方待合室には当事者と代理人弁護士でごった返している。裁判所はもう少しあの混雑を緩和するため待合スペースを増やすことはできないものか。

沢尻氏とハイパーメディアクリエイターとの離婚は協議で進められているが、協議がまとまらなかったとしても彼らが日本の裁判所で離婚調停をすることはないだろう。まず、沢尻氏があの混雑した待合室で待機する姿は想像できない。それに、もしあの空間に沢尻氏がいるとなると他の関係者や弁護士達もそわそわして,自分の調停どころではなくなってしまうかもしれない。

日本の芸能人が調停離婚をしたという報道はほとんど聞いたことがないが、それはおそらく裁判所の待合室がごった返していることと関係しているのではないかと思う。もし、裁判所に当事者ごとの待合個室があれば、著名人でも裁判所を利用して離婚をする人が増えるかもしれない。そういう意味では、今回のテレヴィ会議システムの導入により、いわゆる著名人も裁判手続を利用した離婚をしやすくなっていくと思う。
とは言っても、調停委員が沢尻氏らの離婚条件をまとめていくのはちょっと難しいのではないだろうか。

沢尻氏らの夫婦は一時期は日本で弁護士を介して協議をしていたようだが、その後話し合いの場所をスペインに移した。あまりにマスコミ報道が激しかったのでスペインで協議をすることにしたのだろうか。一時期、沢尻氏がスペインに戻ったことに関して、マスコミは復縁と報道していたが、あまり根拠のない話だったようだ。沢尻氏と高城氏は、以前マスコミに下記のような誓約書にサインすることを要請したことがあった。
1.情報や声明は正確に伝える。わい曲や誤解を招くことを避ける
2.情報を公開する前にその信憑性を十分確認し、根拠のない噂話は公開しない
3.一方的か屈辱的な表現や侮蔑表現を使わず、名誉棄損するようなコメントはしない
4.私生活やプライバシーにかかわる情報は許可なく公開しない
5.不正確、有害な情報を公開したら訂正する
6.私生活などを撮影した映像、画像は許可なく公開しない

沢尻氏夫婦の離婚に関するニュースがこれだけ多いのは良い意味にも悪い意味にも沢尻氏がマスコミ、ひいては国民が彼女の話題を求めているからだと思う。それだけ沢尻エリカという女優は大物なのだろう。
さはさりながら、先日の沢尻氏らの復縁報道のように、マスコミが根拠のない又は薄弱なゴシップを記事として大々的に報道していたことについて、なんの謝罪や弁明もしていないことは問題だ。マスコミは現在も沢尻氏の行動について「茶番劇だ」などとバッシングを続けている。
根拠あることを報道するということは、上記のような誓約書にサインをしたか否かの問題ではなく、報道機関が持つべき最低限の倫理の問題だと思う。

私は沢尻氏をとても応援している。ここまで読んでいただいた読者の方の中にはすでにお気づきの方もいるかもしれないが、事務員がエリカの記事を書いて下さいと言っていることもあるのだけれども、実は私自身もエリカ様の記事を書きたかったのだ。この記事を書くにあたりエリカ様のことをウィキペディアで調べてみたところ、ウィキペディアにはこのような記載があった。

「元々は天然パーマで、『ニコラ』モデル時代の初期の写真はクルクルヘアーだった。当時掲載されたプロフィール紹介において、自分の好きな所と嫌いな所は何か?という質問に「嫌いなとこも好きなとこも天然パーマなところ」と答えている。」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B2%A2%E5%B0%BB%E3%82%A8%E3%83%AA%E3%82%AB

奇遇なことに、私と一緒だ。

東京弁護士会市民交流会昨年度メンバーの田中様から素敵なお花を頂きました。御礼申し上げます。


タツゾー

関連記事

カテゴリー: 社会   タグ: , , , , ,   この投稿のパーマリンク